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モノシリンの3分でまとめるモノシリ話

モノシリンがあらゆる「仕組み」を3分でまとめていきます。

作者の連絡先⇒ monoshirin@gmail.com

筋肉で考えてみるアベノミクス

アベノミクス

アベノミクスの失敗を分かりやすく伝えるために何かで例えることができないか。

 

というわけで,筋肉で例えてみることにした。

 

ここにマッチョな男にあこがれる少年Aがいたとしよう。

少年AはマッチョBの筋骨隆々な体にあこがれた。

マッチョBは「筋肉がついて,体重も超増えたよ!」と言っている。

 

少年Aはこう思った。

「筋肉が増えれば体重が増えるということは,体重が増えれば筋肉が増えるということではないか?」

 

そこで,少年Aはひたすら食べまくった。体重が超増えた。

筋トレは全くしなかった。

当然,ただのデブになった。

運動能力も滅茶苦茶落ちた。

 

何が間違っているのか,お分かりだろう。

体重が増えたのは,筋肉が増えた「結果」である。

筋肉が増えた「原因」ではない。

 

こんなアホな間違いをするわけがないと思うだろう。

しかし,こんなアホな間違いをしているのがアベノミクスなのである。

 

上記の例え話のポイントは「原因と結果を取り違えている」ということである。

そして,アベノミクスも,批判者からは「原因と結果を取り違えている」と言われる。

 

つまり,アベノミクスを推進するリフレ派は,「不況の原因は物価が下がり続けているから」と言う。

だから,それと逆の現象を起こせば景気が良くなると考える。つまり「物価を上げれば景気が良くなる」というのである。

しかし,物価の上昇は,景気が良くなった「結果」として現れる現象なのである。

景気上昇の「原因」ではない。

 

それはこのブログで散々指摘してきたとおり,3年間の統計データが示している。

 

筋トレをしなければ,つまり,努力と創意工夫をしなければ,筋肉はつかない。

景気も同じではないか。デフレが起きた原因をきっちり分析せず,何の努力も創意工夫もしないでお札を刷るだけで景気が良くなるわけがない。

 

実体経済(特に国内消費)が良くならないのに,物価と株価だけ上がった日本は,筋肉が増えないのに体重だけ増えた肥満児のようだ。

 

でも,安倍総理はまだ金融緩和を続けようとしている。

そしてそれが根本的に間違っていることが,国民に知られていない。

本当に,本当にもどかしい。