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モノシリンの3分でまとめるモノシリ話

モノシリンがあらゆる「仕組み」を3分でまとめていきます。

作者の連絡先⇒ monoshirin@gmail.com

私の過ちについて改めて謝罪します

「私のブログを無断転載した」という事実に反する記事を書いてシャンティ・フーラさんの名誉を棄損した件について改めて謝罪します。

既に下記の記事の中において訂正し謝罪していますが,訂正前のアクセスが5000以上はあります。

したがって,訂正を知らない方々がたくさんいて,シャンティ・フーラさんの名誉が傷つけられたままであると思ったため,別途この記事を作成する次第です。

 

blog.monoshirin.com

私の謝罪文を上記の記事から引用します。

===

シャンティ・フーラさん側から連絡があり,3か月程前にシャンティ・フーラさんからのメール問い合わせで,私から包括的な転載の許可を得たとの回答でした。

かなり前の話でしたので,正直なところそのようなメールを送ったこと自体全く忘れていましたが,確かにシャンティさん側に送ったメールが存在しました。そのメールの内容や当時の私の認識として,全ての記事についての包括的な全面転載まで許容したつもりではなかったかと思いますが,少なくとも全くの無断転載とは言えないと判断いたしました。

したがって,シャンティ・フーラさんが無断転載したというのは私の事実誤認です。深くお詫び申し上げます。

なお,書いた記事を削除しようかと思いましたが,削除すると私が何をしでかしたのかを隠すことになり,謝罪にならないと思いましたので,そのままにしておきます。

===

 

今見返してみると,言い訳がましい文言が入っています。悪いのは私です。

シャンティ・フーラさん側に非はありません。

 

当初,エントリ自体を削除して,何も無かったことにしようかという思いが頭をよぎりました。

傷つけた相手よりも,己の保身を優先させる考えが浮かんでしまった自分を心の底から恥じます。

 

削除すれば自分の過ちを隠すことになって卑怯であり,謝罪にならないと思います。

自分への戒めという意味でも,問題のエントリはそのまま残します。

 

シャンティ・フーラさんの名誉のため,訂正前のエントリの内容しかご存じない方に対し,悪いのは私であるということがきちんと伝わることを願います。

私のブログ記事が丸ごと無断転載されていた話(訂正が有ります)

(2016.9.29追記)

 

シャンティ・フーラさん側から連絡があり,3か月程前にシャンティ・フーラさんからのメール問い合わせで,私から包括的な転載の許可を得たとの回答でした。

かなり前の話でしたので,正直なところそのようなメールを送ったこと自体全く忘れていましたが,確かにシャンティさん側に送ったメールが存在しました。そのメールの内容や当時の私の認識として,全ての記事についての包括的な全面転載まで許容したつもりではなかったかと思いますが,少なくとも全くの無断転載とは言えないと判断いたしました。

したがって,シャンティ・フーラさんが無断転載したというのは私の事実誤認です。深くお詫び申し上げます。

なお,書いた記事を削除しようかと思いましたが,削除すると私が何をしでかしたのかを隠すことになり,謝罪にならないと思いましたので,そのままにしておきます。

 

私が転載したシャンティ・フーラさんの編集方針について,書いてあること自体は平気で無断転載をするような印象を受けますが,実際の運用は事前にブログ作者に確認を取っているものと思われます。

誠に申し訳ございませんでした。

 

===(以下,従前の記事です)=========


つい最近書いた記事が,下記のサイトでほぼ丸ごと無断転載されていた。

[モノシリンの3分でまとめるモノシリ話]異次元の金融緩和by日銀が異次元すぎる件 - シャンティ・フーラの時事ブログ

 

これを知ったのは岡口基一裁判官の下記ツイートがきっかけである。

 

岡口裁判官に呟いていただけるとは実に光栄・・・と,リンク先を確認してみると,「シャンティ・フーラ」・・・?

 

なんじゃそりゃ。

確認してみると,ほぼ丸ごと私の記事を転載している。もちろん私は転載の連絡など受けていない。

 

私の記事をコピーしているので複製権侵害,それをサーバーにアップロードしているので公衆送信権侵害,記事の一部を赤字にしてやや改変しているので翻案権侵害及び同一性保持権侵害・・・ざっと思いつくところでこれだけの著作権侵害及び著作者人格権侵害がある。

 

一体どういう考えでこういうことをするのだろうと調べてみると,サイト運営者によるこのような記載があった。

シャンティ・フーラの時事ブログは、大手メディアにはない独自の視点から世界の現状を洞察するために、ブログ上の重要な記事を編集・紹介して、皆さまに提供することを目的としています。インターネットの目的は、基本的に情報の共有であると認識しています。したがって著作者が著作権及び転載不可の明示をしていない限り、記事は基本的に共有、拡散を期待しているものと考えています。本来、転載元を明記して転載記事の全文を表示するのが作法だと考えられますが、多くの場合、長文の記事の全文を読む時間が取れる人はそれほど多くないと思われるため、読者の便利を図って記事を適切に編集・要約しています。さらに時間のない方のために記事の中の重要部分を赤字にし、赤字部分だけを読むことで要点が掴めるように工夫しています。記事に興味を持ち、全文を読む場合はリンク先の元記事に辿れるようにしてあります。

赤字は私がつけたもの。

これはいかんですよ。転載するならちゃんと同意とりましょう。

「基本的に共有,拡散を期待している」というのはそうかもしれないが,勝手に全文転載することまで許容しているわけがない。

前述のとおりこれは完全に著作権法違反。確かに転載元として私のブログのリンクを貼っているがそれでセーフになるわけではない。

しかも岡口裁判官のツイートが効いたのか,転載先の方がはるかにアクセスされている模様。非常に複雑な気分である。私が苦労して作った記事にタダ乗りされているだけじゃないのか,という感じ。

ルールはルールなので守っていただきたい。というわけで問い合わせフォームを使用して苦情を言っておいた。そして,本当にブログの作者が送信しているのかむこうも確認できないと思ったのもあり,本人確認の意味を込めてこの記事を書いている。

 

せっかく結構拡散しているようなので,削除してくださいとは言っていない。

異次元の金融緩和が異次元過ぎることは多くの人に知ってもらいたいからである。

現実とは思えないでしょう。このマネタリーベースの増え方。

f:id:monoshirin:20160924121034j:plain

マネタリーベース :日本銀行 Bank of Japan

 

シャンティ側に伝えたのは,無断全文転載はさすがにやり過ぎだが,例えば文章の一部を紹介して,続きはこちら・・・・みたいな感じでリンクを貼るだけならまだ許容できるます,ということ。

これなら相手にもメリットがあると思うんだが。

私としては,記事を取り上げてくれたこと自体は嬉しいので複雑な気分。

 

ちなみに,ネット上の他人が書いた文章を同意なしで使えるのは下記引用の要件を満たす場合。

著作権法

第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

 

より具体的にいうと下記のとおり(文化庁のサイトより)。

ア  既に公表されている著作物であること
イ 「公正な慣行」に合致すること
ウ 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること
エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
カ 引用を行う「必然性」があること
キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)

 

今回の無断転載はこの要件を満たさないことが明白だろう。私の記事を転載してちょっと何かコメントしてあるだけなので,少なくとも上記エは満たさないと思う。

 

私の記事について好意的に扱ってくれたのは確かなので,あまりシャンティさんの悪口を言う気にはならない。今後は気を付けてほしいと思う。

 

というわけで,本家本元の記事は下記のリンク。

blog.monoshirin.com

 

異次元の金融緩和by日銀が異次元すぎる件

f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 異次元の金融緩和って何がどう異次元なの。今更だけど。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain うん。それを説明する前にまず金融緩和とは何かを説明していこう。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 金融緩和というのは,とっても単純に説明すると市場にたくさんお金を供給することだ。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain それで何がしたいの?
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain お金を借りやすくするんだ。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 太郎,君が何か画期的な新製品を発明したとする。そして,それをたくさん製造して売ろうとする場面を想像してごらん。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain まず製品をたくさん製造するためにお金が必要だよね。原材料費とか人件費とか。製品を製造する機械やそれを置く工場も必要だし。それから広告宣伝費もかかるね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。だが,まだ製品を売る前だから君の手元にはお金が無い。さあどうする。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 誰かにお金を借りるしかないね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そうだね。そういうときにお金を貸してくれるのが銀行だ。そして,銀行はお金を貸す時に利息をつける。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 利息は金利とも呼ばれる。お金のレンタル料と考えればいい。例えば年5%の金利で100万円借りたとすると,君は105万円返さないといけない。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 多めに返すのね。銀行はその差額で儲けるわけだな。金利が高すぎると返す時が大変だね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。だから,お金を借りやすくするためには,金利を下げればいい。例えば金利5%が1%になったら大分借りやすくなるだろう。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そうすれば企業がお金を借りやすくなるわけだから,経済が活性化するだろう・・・ということで,日銀は金利を下げてお金を借りやすい状況を作ってきた。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain ふ~ん。でもさあ,金利を下げるのも限界があるよね。ゼロ以下には下げられない。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。ゼロ以下になったら貸す側が借りる側に金利を支払うことになっちゃうからね。そうしたら貸す意味が無い。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain でもね,実質的に金利をゼロ以下にする方法がある。それが物価を上げることだ。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 太郎,例えば君が100万円を借りたとする。そしてその後物価が上昇して2倍になったとしよう。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 物価が2倍になれば,僕が何か物を売った場合の売り上げは単純に考えて2倍になるね。50万円でしか売れなかった物を100万円で売れるわけだから。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain そうすると,返すのが楽だね。実質的に返すお金が半分になる。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そのとおり。例えば物価が10%上がれば,それは実質的な金利が10%下がるのと同じだ。つまり,実質的な金利はゼロ以下にできるんだ。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain なるほど。そうすると借りる側にとってはお得だね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。そして,みんなが「物価が上がっていく」と予想すれば,それは「実質金利が下がっていく」と予想することを意味する。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そうなればみんなお金を借りて,経済が活性化する・・・と考えたわけだ。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain それから,「アベノミクスによろしく」でも説明したけど,金融緩和には消費を刺激する効果もあると言われていた。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain みんなが「物価が上がる」と予想すれば,「物価が上がる前に買おう」と考えるから,それで消費が伸びる,という理屈だよね。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 結局そんな現象は起きず,逆に消費が異常に冷え込んだだけだったけど。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そうだね。では金融緩和の前提知識を説明したところで,何が異次元なのか説明していこう。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 日銀の金融緩和の中心的方法は,具体的に言うと,民間銀行が持っている国債を買い入れることだ。国債とは国の借金のことだよ。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 日銀が国債を買う場合,代わりに民間銀行にお金を渡す。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 日銀がたくさん国債を買えば,その分民間銀行にお金が供給されるわけか。銀行はお金がたくさんあるから,たくさん貸せるね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。そして,お金がたくさん供給される分,お金の価値が下がる。お金の価値が下がれば,同じ物を買うにしても,より多いお金を支払う必要がある。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain そうやって物価が上がっていくんだね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。そして,日銀が供給する通貨のことを「マネタリーベース」という。これはより具体的に言うと,「日本銀行券発行高」+「貨幣流通高」+「日銀当座預金」の合計値のことだ。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 日銀がやっている金融緩和は,たくさん国債を買い入れて,このマネタリーベースを増やすことが主要部分だ。金融緩和の方法は他にも実施されているものがあるけど今回はここに着目してみよう。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 2013年4月4日,日銀は,マネタリーベースを年間60兆円~70兆円で増加させることを決定した。

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2013/k130404a.pdf


f:id:monoshirin:20151008215747j:plain さらに,2014年10月31日,日銀は,この増加ペースをさらに加速させ,年間80兆円のペースでマネタリーベースを増加させることを決定した。

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2014/k141031a.pdf


f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 60~70兆だと足りないと判断してさらに10兆~20兆増やしたんだね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。そのマネタリーベースの増加を示すグラフがこれだ。

f:id:monoshirin:20160924121034j:plain

マネタリーベース :日本銀行 Bank of Japan


f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 何コレ・・・。なんか異次元の世界に飛び立っているみたいなグラフだね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 日銀が異次元金融緩和を決定する前の2013年3月時点でのマネタリーベースは約138兆円。そして,2016年8月現在のマネタリーベースは約400兆円だ。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 開始前と比較すると約3倍になったということか。約262兆円も増えているんだね。なんか凄いな。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain これ,他の国は同じようなことやってないの。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain それは最も重要な指摘だ。超金融緩和をしたアメリカのマネタリーベースと比較してみよう。

f:id:monoshirin:20160924121252j:plain

参照:St. Louis Adjusted Monetary Base - FRED - St. Louis Fed


f:id:monoshirin:20151008215749j:plain アメリカのマネタリーベースの増加も凄いね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 2008年8月のマネタリーベースが約8800億ドル。そして,ピークが2014年8月の約4兆1200億ドルだ。

f:id:monoshirin:20160924121650j:plain

参照:St. Louis Adjusted Monetary Base - FRED - St. Louis Fed
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 約3兆2400億ドル増えたということか。1ドル100円とすると,約324兆円増えたということだね。アメリカの方が金額凄いじゃん。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 太郎,日本とアメリカの経済規模を考えると,そうとも言えないんだ。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain アメリカの2015年の名目GDPは17兆9470億ドルだ。

http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2016/01/weodata/weorept.aspx?pr.x=80&pr.y=8&sy=2014&ey=2021&scsm=1&ssd=1&sort=country&ds=.&br=1&c=111&s=NGDPD&grp=0&a=


f:id:monoshirin:20151008215749j:plain そうすると,金融緩和で増えたマネタリーベース3兆2400億ドルは,名目GDPの約18%ということだね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。他方で,日本の2015年の名目GDPは約500兆円だ。

統計表一覧(2016年4-6月期 2次速報値) - 内閣府


f:id:monoshirin:20151008215749j:plain そうすると,日銀が金融緩和で増やしたマネタリーベース265兆円は・・・名目GDPの53%ということだね。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain ということは・・・自国の名目GDPに対する比率で比較すると,日本はアメリカの約3倍の規模でマネタリーベースを増やしたことになるのか。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。日本とアメリカの経済規模を考慮すると,日本の金融緩和の異次元ぶりが分かるだろう。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そして,アメリカのマネタリーベースのピークは約4兆1200億ドルだが,これはアメリカの2015年名目GDPの約23%だ。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 日本のマネタリーベースは現在約400兆円だから,2015年名目GDP約80%ということだよね。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 23%対80%か。超異次元だね。これ,やり過ぎじゃないの?
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain うん。ちなみに2016年9月現在のアメリカのマネタリーベースはピークから減少して約3.9兆ドル。1ドル100円とすると約390兆円だ。

f:id:monoshirin:20160924122047j:plain

参照:St. Louis Adjusted Monetary Base - FRED - St. Louis Fed
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain と言うことは…日本のマネタリーベースは今のアメリカを超えているってこと?
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そう。日本の名目GDPはアメリカの名目GDPの3分の1にも満たないが,マネタリーベースは日本が上回ったということだ。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain いくらなんでもおかしいでしょ。それって身長が3分の1しかないのに体重は上回ってるみたいな感じじゃん。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain まあそうだね。日本は金融緩和でぶくぶく太った肥満体みたいな状態だね。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain しかも,アメリカはもう金融緩和を終えたけど,日本は継続しているからね。そしてどう終わらせるのかも見当がついていない。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 「黒田バズーカ」っていう呼び名の印象からすると一発ドカンと撃って終わり,みたいな感じだけど違うからね。毎年80兆円のペースでマネタリーベースを増やし続けている。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 黒田バズーカ撃ちっぱなしってこと?ず~っと国債を買い続けてるわけだね。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain この勢いでいったら来年にはマネタリーベースが500兆円いっちゃうんじゃないの?名目GDPに並んじゃうじゃん。これ,一体どうなるの?
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain どうなるんだろうね。色々な人が色々なことを言っているけど,分からないね。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain え~モノシリンでも分からないの~。自分でモノシリって言っているくせに。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain だって異次元だからね。前例が無いから今後何が起きるか分からない。僕が知っているのは過去に起きた出来事だけだから。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain ところで,肝心の金融緩和の効果はあったのかな?
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain まず,異次元金融緩和の目標として掲げられていた「前年比2%の物価上昇」は未だに達成されていない。今までの経過を見ると今後も達成できないだろう。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain だが,前年比ではなく開始時からの通算で見ると2013年から2015年までの間に物価は約5%も上がった。そのうち2%は増税,残る3%は円安の影響だ。他方で給料はそのままだったから,消費が異常に冷え込んだ。これは「アベノミクスによろしく」で指摘したとおりだ。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain その影響で,GDPの6割を占める実質民間最終消費支出がリーマンショックの翌年以来の「3年前より下がる」という現象を記録し,さらに実質GDPも伸び悩んだんだよね。

f:id:monoshirin:20160618214218j:plain

f:id:monoshirin:20160618214749j:plain

参照:統計表一覧(2016年1-3月期 1次速報値) - 内閣府


f:id:monoshirin:20151008215747j:plain そのとおり。更に,民間銀行の貸し出しも思うように増えなかった。だからマイナス金利まで導入して貸し出しを増やそうと躍起になってる。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 円も一時は円安が進んで1ドル120円台になったけど,2016年9月24日現在で1ドル約101円になった。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 全然効果ないじゃん。もう円安にすらならないし。金融緩和は止めないのかな。
f:id:monoshirin:20151008215747j:plain 止めたら世界中の投資家が失望して日本株を売りに走るかもしれない。そうしたら日本株は大暴落し,日本経済に大打撃を与えるだろう。為替相場もどうなるか分からない。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain それは怖いね。。。う~ん。僕が黒田総裁の立場だったら「もう金融緩和止めます」なんて恐ろしくて言えないかもしれない。
f:id:monoshirin:20151008215749j:plain 結局後戻りできないということか・・・かといってこのまま続けても,今までの経過を見ると効果が出るとは思えないし。もう嫌になっちゃうな。

 

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