サンウルブズ,ブルースに圧勝
今日はサンウルブズ対ブルース戦を見に行った。
正直に言うと,勝利はあまり期待していなかった。
相手はあのブリティッシュ&アイリッシュライオンズを破ったチームなのだ。
かたや,我らがサンウルブズは今季1勝。南アフリカでは2連続で大敗。
上り調子の強豪対落ち目の弱小。
普通に考えて,勝てるはずがない。絶対にない。
しかし,頭の片隅に「ひょっとしてひょっとしてくれないかな~」という想いはあった。
これは私だけではないと思う。
ほんのわずかな期待の根拠は「暑いこと」と「チーフスとは接戦を演じたこと」である。
今までサンウルブズは,暑いときに接戦を演じてきたように思う。特にシンガポールでの試合。
「サンウルブズは暑いと強い」。これがなんとなく頭にあった。
そして,チーフスに1トライ差で惜敗したこと。
チーフスとブルースだったら,ブルースの方がちょっと弱い。
だから,ツボにはまればフルースともいい試合ができるのではないか,と思ったのである。
とはいえ・・・いざ試合が始まってみると,ぽんぽんと2トライを取られる。
それぞれスローフォワードとノックオンがスルーされて取られたトライに見えたのだが・・・。特にスローフォワードについては私の席からよく見えたので完全にアウトだったと思う。審判がブルースをえこひいきしているように思えた。
なんて悪いトライの取られ方だ・・・
やっぱり今日もボコボコにされるのか。見てた人はみんなそう思ったに違いない。
さらに田村のパスがインターセプトされてトライ。
この時,もうトライを取られるのは間違いないのに全力で追いかけるブリッツの姿に感動した。
「負けはしたがこのブリッツの姿勢は忘れない」こんなセリフを吐く自分を想像した。
しかし,今日のサンウルブズは一味違う。2トライ返して前半は14-21。1トライ差。
「前半はいい勝負で楽しめた。しかしやはり後半が・・・・」
こんなセリフを吐く自分を想像した。私と同じ思いがよぎった人は少なくないだろう。
この時,だれが想像しただろうか。
この試合のブルースの得点がこの21点で終わることを。
狼達がブルースをこれ以降完封することを。
後半が始まった。
あのジェローム・カイノと,レネ・レンジャーが入ってきた。。。
超強そうだ。こんな怪物たちを止められるのか?
いつフルボッコモードに入るだろうかと思っていたのだが,いつになってもそうならない。
今日のサンウルブズのディフェンスは良かった。
まさに狼であった。獲物に喰らいつくかのごとく,獰猛にタックルする。連携もばっちりだ。
そしてブルースはぽこぽこミスをした。ボールがよくこぼれる。
カイノはハイタックルでシンビンになってるし。
明らかに暑そうだ。
「こんな日にラグビーやるなんてクレージーだぜ」
そんな風に思っていたに違いない。確かにラグビー日和ではない。
だが,暑いのはこちらも一緒だ。むしろサンウルブズは先週まで(冬の)南アフリカにいたメンバーも多数いたのだから,ブルースの方が気候に慣れていたのじゃないか。先に来日してホンダと練習試合していたぐらいなのだから。
しかし,ブルースはもうぐったりしているように見えた。
他方,我らが狼たちはピンピンしていた。とにかくよく動く。
セットプレーも安定していた。ゴール前スクラムを押し込んだときはスクラムトライかと思った(結局パスがつながらずトライまでいけなかったが。あのまま押せばいいのにと思ったのは私だけか。)。今日のスクラムは一度も負けていなかったように見えた。
ラインアウトもほぼ全部確保していたと思う。2メートル級の選手がいないのによく頑張っていた。
そして・・・今まで頻出していた「そこで蹴るの?」と思うようなキックが減っていた。
同点になったあたりからは完全に押せ押せムードだ。
BKも参加した巨大モールでのトライはあの南アフリカ戦を彷彿させた。
それでも,「いや,いつか逆転されるんじゃないか」と思っていた。
勝利を確信したのは残り5分くらいの時か。
まさかあんなにトライラッシュになるとは思わなかった。
がっくりうなだれるブルースの選手を見たときはもはやかわいそうになったぐらいだ。本当に暑くてつらそうだった。
だが,暑くてつらいのはこちらも一緒だ。印象に残ったのはラファエレ。ふと彼をみると,はしっこでクラウチングポーズみたいなのを取りながらふくらはぎをストレッチしているのが見えた。
たぶん,足がつったのだと思う。かなり重症のようで,ストレッチをしたあとちょっとヨロヨロしていた。「もう交代させてあげないとヤベーだろ。」と思った。
しかし,それから1分もたたないうちに彼は全力疾走してトライを取っていた。
結局彼はハットトリックを達成した。
すごい執念だ。そして,すごいイケメンだ。もう一回言うけど,すごいイケメンだ。もっと注目されていいと思う。五郎丸よりイケメンだぞ。
そして試合終了。48-21。
何も事情を知らない人にこのスコアだけを見せたら「そーか。やっぱりダブルスコアで負けたんだね」っていうだろう。
「いや,勝ったのサンウルブズだから」って言っても信じてもらえないんじゃなかろうか。
それほど信じられない大勝だった。
今日の試合では,フィジカルという土台の部分でサンウルブスが勝っているようにみえた。暑いのはお互い様なのになぜサンウルブズだけあんなにピンピンしているのかは謎である。気持ちの問題だろうか。
ところで,90点以上取られて惨敗した南アフリカのライオンズ戦と今回のメンバーの身長と体重を一覧にすると下記のとおり(※先発のみ)。
■対ライオンズ
NO | 名前 | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|
1 | 三上 | 178 | 115 |
2 | 坂手 | 180 | 104 |
3 | 山路 | 180 | 108 |
4 | ワイクス | 197 | 109 |
5 | 谷田部 | 190 | 107 |
6 | 徳永 | 185 | 100 |
7 | 金 | 177 | 93 |
8 | ブリッツ | 193 | 108 |
FW平均 | 185.0 | 105.5 | |
9 | 内田 | 179 | 86 |
10 | 小倉 | 172 | 80 |
11 | 後藤 | 177 | 80 |
12 | カーペンター | 183 | 95 |
13 | 山中 | 188 | 95 |
14 | 中鶴 | 177 | 82 |
15 | 笹倉 | 186 | 92 |
BK平均 | 180.3 | 87.1 | |
全平均 | 182.8 | 96.9 |
■対ブルース
NO | 名前 | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|
1 | 山本 | 181 | 118 |
2 | 日野 | 172 | 100 |
3 | 具 | 184 | 122 |
4 | 谷田部 | 190 | 107 |
5 | ヘル | 193 | 115 |
6 | イラウア | 187 | 105 |
7 | 松橋 | 180 | 99 |
8 | ブリッツ | 193 | 108 |
FW平均 | 185.0 | 109.3 | |
9 | 内田 | 179 | 86 |
10 | 田村 | 181 | 91 |
11 | 福岡 | 175 | 83 |
12 | ラファエレ | 186 | 98 |
13 | トゥポウ | 187 | 101 |
14 | 松島 | 178 | 87 |
15 | フィルヨーン | 185 | 90 |
BK平均 | 181.6 | 90.9 | |
全平均 | 183.4 | 100.7 |
フォワード,バックスともに,今回の先発メンバーの方が約4キロほど重い。
そして,ライオンズ戦で先発し,ブルース戦も先発したのは谷田部,ブリッツ,内田の3名のみ。
今回のサンウルブズは,ライオンズ戦とは全くメンバーが違うし,体格も一回り大きいチームだったことが分かる。
ちゃんとメンバーが揃えばいい試合ができる,とは言ってよいと思う。
私はもう来シーズンが楽しみである。
グーグルが最高裁判事をパンツ被った男性と認識している件
つい最近,新しい最高裁判事に戸倉三郎元東京高裁長官が任命された。
ここで,グーグルで「戸倉三郎」を検索すると,下記の検索結果が表示される(今日撮ったスクリーンショット)。
どうもグーグルは戸倉三郎裁判官をパンツを被った男性と認識しているらしい。
戸倉三郎裁判官はあのパンツ一丁裁判官の岡口基一氏を注意した御仁である。
その理由の一つは,縄で縛られた上半身裸の写真をツイッターに投稿したから。
で,このパンツを被った男性の写真は戸倉三郎氏ではなく,弁護士の藤井総氏である。
こちらのリンク先でパンツを被った姿を披露していらっしゃる。
戸倉三郎氏,岡口基一氏,藤井総氏をつなぐキーワードは「パンツ」である。
この3者をパンツを介して引き合わせたのはいったいどこのどいつだよ・・・・
私です。
グーグルが戸倉三郎氏を「パンツを被った男性」と認識してしまったのは明らかに私が書いた下記の記事が原因。
これがAIの限界といったところであろうか・・・
ところで,誤解されているかもしれないので念のため言っておく。
戸倉三郎氏は「パンツ一丁」を注意したわけではない。
あくまで縄で縛った写真を投稿したこと等を注意しただけである。
「パンツ一丁はセーフ,縄で縛るとアウト」
これが世に言う「戸倉基準」,英語名「トクラ・スタンダード(略称:トク☆スタ)」である。
業界では戸倉基準により「パンツ一丁の自由」が確立されたと言われたり言われなかったりしているらしい。そのうち憲法の教科書にも載ると思うよ。
ところで,「じゃあ裁判官がパンツを被ったらどうなるのか?」という疑問は当然生まれる。
戸倉基準からはパンツを被ったらセーフかどうかは不明である。
少なくとも,弁護士会ではセーフだ。藤井弁護士は懲戒されていないのだから。
ただ,それも彼の被り方がパンツ・オン・ヘッド(P・O・H。ポー)だったからかもしれない。
より変態性の高い,フェイス・イン・パンツ(F・I・P。フィップ)だとどうなるかは不明である。
↓フィップの例
引用元
つまり,被ってみないと分からないということだ。
そうやって自由の輪郭がはっきりしていくのである。
ただ,パンツを被って何か得られるものがあるかどうかは不明である。
グーグルはいつまでこの検索結果を放置するのであろうか。
私は注目している。
サンシャイン岡口基一
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※参照
【楽天市場】ブリーフ | 人気ランキング1位~(売れ筋商品)
↓ご本人のツイッターから引用。
【要件事実ver】
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※サンシャイン斎藤工
※本家:サンシャイン池崎
岡口裁判官,勝手にネタにしてごめんなさい。衝動を抑えられませんでした。
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