モノシリンの3分でまとめるモノシリ話

モノシリンがあらゆる「仕組み」を3分でまとめていきます。

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乙武氏はひょっとしてセックス依存症だったのだろうか

乙武氏が既婚者でありながら5人の女性と不倫していたことが今大変話題になっている。

 

何故か奥さんまで謝罪したことがさらに火をつけている。

全然悪くない奥さんまで謝罪する気にさせるのだから,彼は人の心を操る才能を持っているのだろう。

 

ところで5人というのはかなりの人数である。あくまで自己申告だから,もっと多かったとしても不思議ではないと思っている。

 

非常に性欲が強い人であることは間違いない。私は彼を見てセックス依存症ではないかと思った。私と同じことを考えた人は他にもいるだろう。

 

依存症の仕組み

人間の脳には「報酬系」と言われる神経細胞がある。

この「報酬系」を刺激すると,ドーパミンという物質が放出され,快感を感じる。

「報酬系」を刺激するものは色々ある。それは覚せい剤等の「物質」だったり,セックスなどの「行動」であったりする。

 

依存症というのは,この報酬系を刺激する「物質」を摂取することや,特定の「行動」を繰り返すことが止まらなくなる状態と私は理解している。

ドーパミンによって得られる快楽の奴隷になると言い換えることができるだろう。

普通の人であれば,「理性」で不適切なことを繰り返すことを止めることができるのだが,依存症の人はそれができない。

依存の対象は無数にある。物質であれば,違法薬物はもちろんのこと,アルコール,砂糖,チョコ,カフェイン,等が思いつく。

行動であれば,セックス,パチンコ等のギャンブル,暴力,痴漢,放火,万引き,ゴミの収集等々。

 

これは「理性」によってなされるのではない。脳が勝手に命令しているのである。

報酬系を刺激してドーパミンが出る行動は,脳が「必要」と判断する。必要な行動だから,「繰り返せ」と脳は命令する。

普通の人は,「理性」でその命令とのバランスを取り,不適切な行動を抑えることができる。

しかし,依存症の人の場合は,脳の命令が強烈なものになっているので。理性でその命令に逆らうことができない。

 

だから,自分が破滅するとわかっているようなことをひたすら繰り返す。

例えば,最近議員辞職した宮崎議員もそうだろう。彼はセックス依存症である可能性が高いと私は思っている。出産を控えた妻に隠れて不倫をするなど普通はできない。依存症だったとしたら理解できる。

 

ブレーキが壊れた車のようなものである。

人はどこまで理性で行動しているのだろう

依存症の人は,不適切な行動をひたすら繰り返してしまい,それが社会生活に影響をおよぼすレベルに達している。

彼らを見ていると,人はどこまで「理性」で行動しているのだろうか,と思えてくる。

 

自分が思っているほどには,理性で行動していないのではないだろうか。

 

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